土曜の夜古町に泊まって、いつもの如く酒に呑まれて二日酔い気味で目覚めて
カーテンを開けたら目の前が鍋茶屋さんで、
頭を冷やしたかったのでちょっとだけ周辺を歩いてみました。
右の板張りの外壁は鍋茶屋さんです。
板の張り方が面白いんですよね。
板は多分杉かと思うのですが、、全て柾目の無節材です。
横の押し縁は大丈夫かな?って、意外と板が風化する事で柾目部分と押し縁との間に
細かい隙間が出来ていて雨水は下へ流れるようになっていました。
作った大工さんは解かっていたのか、偶然にそのように上手くいったのか、
このように横に押し縁を流しても思ったより押し縁は傷んでいなかったですね。
柾目板の無節の縦張りなんてさすがは鍋茶屋さんだなぁ なんて思ったりしました。粋ですね。
こんな張り方、当初は「えっ?」って他の大工さんたちは思ったかもしれません。
ってな感じで歩いていくと、
無垢の看板が掲げてありました。丸伊さん。
色褪せていて材種はよくわかりませんでしたが(チギリは欅)
この周辺界隈では一番大きな無垢材の看板でしたね。
丸伊さんの姉妹店(横)の「たらい舟」さんは時々いきますが、
丸伊さんは高級店のイメージで行った事がありません。
お昼メニューはこんなのやってるようですね。
越後すし丼 950円
これなら今度いけるかな?
って感じでプラプラと一周してきましたが、
昔ながらの木の意匠や、
今建築中の木で外観を作っているお店など
たくさんあってなかなか見応えがありました。
今度はいつか内部造作をみれるように、頑張らないとですね。
勝手に写真を撮らせていただきました。すみませんありがとうございました。
☆ 鍋茶屋 さん
☆ 丸伊 さん